
まずはじめに
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取締役社長 梁瀬 哲夫
京王設備サービスは、わが国の社会においてどのような役割を担っているのか?その未来を分かち合っていく多様な人たちに向けて社長が想いを伝えます。


社会の変化とともに、私たちのフィールドはさらに広がっていく
最近、わが国では、オフィスビルや商業施設の老朽化が進み、東京をはじめ各地で大規模な再開発が進められています。それは、鉄道をはじめとするインフラ施設でも同じです。このような社会の動きとともに、ビル管理や設備工事をはじめ社会を支える事業へのニーズがますます高まっています。
私たち京王設備サービスは、京王電鉄を中心とした京王グループの中核企業として、ビル総合管理、鉄道施設管理、総合設備工事の3つの事業を展開しています。なによりもの強みは、京王グループという強固なバックボーンを持っていること。しかし、そればかりでなく、私たちのビジネスはグループ外にも大きく広がっています。百貨店やホテル、駅といった誰もが利用する施設から、「味の素スタジアム」など全国から視線を集める空間までフィールドも多彩です。そして社会の変化とともに、当社の事業はさらに大きく成長しようとしているのです。


社会から信頼される企業として、
その責任を果たしていくために
社会を支えている私たちの仕事は、けっして派手なものではないかもしれません。しかし、社会にとって不可欠な存在だからこそ、常にチャレンジするマインドが大切だと考えています。
サステナビリティへの取り組みも、このような新しいチャレンジの一つでしょう。京王グループでは持続可能な社会への貢献を目指してサステナビリティ基本方針を掲げており、当社でもさまざまな取り組みを進めています。最適な施設管理による省エネやCO2排出量削減への貢献、健やかで快適な空間づくりなど、小さな取り組みを一つひとつ積み重ねています。
DXの推進も、当社の未来にとって欠かせない戦略です。現在、自動清掃ロボットの導入を進めています。さらにはネットワーク化による施設の集中管理、設備故障の予兆検知など、ITの進歩に合わせてデジタル化を推進していきます。
現状に満足せず、常に前向きにチャレンジし続けていくこと。それは当社が社会的な使命を果たしていくばかりでなく、社員たちが働きがいを持って仕事に向き合っていくためにもとても重要なことだと思っています。

ともに未来をつくっていく、溌剌とした力を今こそ欲している
当社にとってなによりもの財産は、言うまでもなく「人」です。それは現在も、そして未来においても変わることはありません。新卒やキャリア採用で入社した社員はもちろん、パート・アルバイト社員も含め当社に関わるすべての人が幸せにやりがいを感じて働ける環境をつくり上げていくことが、社長として私が果たすべき一番の役割だと考えています。
私は就任以来、さまざまな現場に足を運んで社員たちの声を聞いてきました。たくさんの社員たちと直に接していて感じるのは、誰もが和気あいあいと働ける、明るくオープンな空気こそが当社の魅力だということ。私が新入社員だった頃と比べると、最近では考え方や感性も大きく変わっていると思いますが、分け隔てなく活発にコミュニケーションがとれる環境づくりにこれからも力を入れていきます。
明るく、元気に。これが、私が若い人たちに求めたいと考えている一番大切なこと。じつは私が社会人としてずっと意識してきたモットーでもあるのです。それは仕事ですから、時には壁にぶつかることもあります。そんな時でもまわりの仲間たちと一緒になって前進していくためには、前向きなマインドが欠かせないのです。社会において当社が果たすべき役割は、今後ますます大きくなっていきます。未来へのエネルギーとなる溌剌とした力をなによりも欲しているのです。そのやりがいと喜びを分かち合える、多様な人たちとの出会いを楽しみにしています。
