 
        PEOPLE
06
長谷川 真未
設備技術職
工事事業本部
工事2部
鉄道電力・変電担当
                    2025年入社(中途)


現在、どのような仕事に携わっているのですか?
変電設備をはじめ、鉄道に関する電気設備の工事に携わっています。協力会社が行う電気工事の施工管理をはじめ、工事のための調査、工程や予算の検討、協力会社との調整など幅広い業務に関わっています。とはいっても、施工管理の責任者として現場に立つためには、専門の資格が必要。私は現在、先輩をサポートしながら、そのための経験を積んでいる最中です。電気設備は、私にとって初挑戦の仕事。経験を積み知識が増える度に、これまで知らなかった鉄道における電気設備の重要さに気づき、とても楽しいですね。電車の運行が終わった夜間に線路内に立ち入って作業をすることもあります。たくさんの人々が日々利用する電車の運行を、電気設備のエキスパートとして支えること。それが私たちの役割であり、やりがいの大きな仕事なのです。
女性の設備技術者は少数派では?
そのとおりです。鉄道電力・変電担当としては、おそらく私が初めての女性だと思います。入社前は、電気に関する経験も知識もまったくなかったので、不安もありましたね。でも、当社は教育研修がしっかりしているので安心です。現場での実践を通じた教育も充実しており、入社1年目に教育担当として付いてくれた先輩にはほんとうにお世話になりました。協力会社の作業員さんは年配の方が多いのですが、真剣に取り組む姿勢さえあれば、いつでもやさしくサポートしてくれます。更衣室や洗面所など女性専用の設備が充実しているのも当社の特長。実はこのことが、私が入社を決めた大きな理由でもあるのです。若い社員が多く風通しのよい職場で、新卒・中途入社といったバックボーンも気にすることなく、和気あいあいとした雰囲気です。

印象に残っているプロジェクトはありますか?
入社1年目、施工管理として初めて担当した工事ですね。変電所にある壁の撤去に伴い、関連する電気設備を移設するというプロジェクトでした。事前に現場調査を綿密に行い、関連している設備の洗い出しや移設のための工程など検討を重ねました。約1か月にわたる工事の期間は毎日のように現場に。なによりも気を配ったのは安全管理です。「安全」こそが施工管理の一番のミッションであり、気になることがあれば率直に作業員さんに意見を伝えました。そうしてトラブルもなく無事に竣工検査をクリアしたとき、肩の力が抜けるとともにじわじわと嬉しさがこみ上げてきました。このようにみんなで達成していくものづくりの楽しさも、この仕事の大きなやりがいなのです。
これからの目標を教えてください。
直近の目標は、第二種電気工事士の資格を取得することです。すでに学科試験はクリアし、もうすぐ技能試験にチャレンジするという段階。会社も資格取得をしっかりサポートしてくれて、外部の講習を受けているほか、技能試験に向けた実技の練習もやっています。この第二種電気工事士を取得すると、施工管理責任者の資格も早く取ることができます。まずは試験に合格して、施工管理者として独り立ちできるように経験を積んでいくというのが今後のステップです。これからは当社でも、女性の設備技術者がどんどん増えてくるはず。そんな後輩たちのお手本になれるように、私なりに頑張っていきたいと思っています。
 
        MESSAGE
施工管理は、男性的なイメージの強い仕事だと思います。まして電気設備というと……。でも、実際に経験してみて感じているのは、女性でもハンディキャップなく活躍できる仕事だということ。現場に立つといっても管理が中心ですし、計画立案や書類作成、CAD操作といった細やかさを活かせる場面も多い。当社は、女性のための環境も充実していますし、親身になってサポートしてくれる先輩や同僚がたくさんいます。ぜひ安心して飛び込んできてください!
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