
PEOPLE
05
山本 晃聖
設備技術職
工事事業本部
工事2部
鉄道設備担当
2023年入社(新卒)


現在、どのような仕事に携わっているのですか?
照明器具や電源機器など、駅における電気設備工事に携わっています。協力会社が行う電気工事の施工管理のほか、工事を行うにあたっての現場の調査、工程や予算の検討、協力会社との調整、見積もりなど多様な業務を担当しています。鉄道設備の工事は、電車が動いていない夜間の限定された時間に行うこともあるため、工事計画の立案やスケジュール管理も重要な仕事。図面の確認や修正のため、自分でCADを操作することもあります。入社して半年くらいはいろいろな先輩について実地で学び、その後、先輩たちにフォローしてもらいながら現場を任されるようになりました。2年目となった現在は独り立ちして、常時複数の現場を担当しています。
工事の立ち合いで心がけていることは?
自分はまだ20代になったばかりですが、協力会社の作業員の多くはベテランの人たち。最初は戸惑いもありましたが、みんなやさしく若い自分をフォローしてくれるので、最近は現場で緊張するようなこともありません。施工管理として一番に考えているのは、作業員たちの安全。電気を扱う工事のため、危険なことも多いのです。たとえば高所の作業で使う作業台をより安全な用具に切り替えるなど、細部にわたって気を配っています。そうはいっても、自分はまだ入社2年目。現場に立っていて、わからないことも多い。そんな時は勝手に判断せず、上司や先輩にすぐに相談するように心がけています。誰もが丁寧に教えてくれるので心強いです。

どんな時にやりがいを感じますか?
やりがいを感じるのは、やはり無事に工事が完了した時。その後、駅を利用するお客様に役立っている様子を見ると嬉しくなります。今日も午前中に、2年ほどかかっていた工事の引き渡しがあったのですが、「よし、無事に終わった!」と達成感が湧いてきました。
大規模な工事ほど難しさもありますが、それだけに達成感が大きいように思います。現在携わっている京王稲田堤駅の工事は、駅舎をまるごと改修するような大がかりなもの。分電盤も新設し、照明設備も全てリニューアルします。実はこの工事は、自分が独り立ちして初めて任されたもので、それだけに思い入れも深い。工事が完了する時を今から楽しみにしています。
これからの目標を教えてください。
まだ入社2年目ですけれど、我ながら頑張っているなと密かに思っています。自分を褒めてあげたい。それくらい成長しているという実感があります。けれども、まだまだ経験が足りない、学ぶことばかりということも痛感しています。もう少し経験を積んで資格を取得したら、線路内での工事にもチャレンジしてみたい。また新しい知識や技術を身につけることができるはず。さらに将来は、鉄道以外の施設の電気工事も携わってみたいと考えています。上司や先輩、協力会社の方たちからたくさんのことを学びながら、電気工事のエキスパートを目指していきます。

MESSAGE
機械設備の管理では、電気をはじめ専門的な知識が必要となります。できることなら、電気工事士といった資格を学生時代に取っておくことをお勧めします。社会人になると仕事が忙しかったり、なかなか勉強の時間を確保することがたいへん。そうはいっても、当社は教育研修制度が充実しているので、入社してから学んだり資格を取得しようという人も安心だと思います。
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